今日、親友エミと会社帰りに表参道でご飯を食べる約束をしていて、元カレと付き合っていた頃に時々行っていたカフェに行きました。
味は普通だけど(←失礼)、駅から近くて、一面ガラス張りで気持ちがいいので、ゆっくりしゃべりたいときに行くお店です。
通されたのは、窓際の席。私は、店内が見渡せる奥側に。
久々だからバーニャカウダ食べようとか、ここのピザは生地が薄いからカルボナーラも頼もうとかワイワイ言いながら注文して、食事が運ばれてくるまで、元カレとの電話のことを色々話していました。
エミは、「ももがそんなに好きなら応援するけど、本当は婚活したほうがいい」というスタンスなので、「さっさと会って白黒つければよかったのに!」(毒舌)と言っていて、エミは昔から変わらないなぁと笑ってしまいました。
注文していたバーニャカウダが運ばれてきて、このソースはおいしいんだよね、と話しながら、ふと店の入り口に目をやったら、見慣れたスーツ姿の元カレが入ってくるのが見えて……
あまりにもびっくりして、手に持っていた野菜スティックを落としてしまいました。
エミが、もも、落としたよ!と言って、でも私が固まっているのを見て、私の視線の先を確認して、「あれって、ゆうくん?」と。
……私の知らない女の子と一緒でした。
元カレは、私たちのいる席とは少し離れたところに背を向けて座ったので、私が同じお店にいることに、気づいていなかったと思います。
女の子は、私と同い年くらいに見えたので、高校時代に付き合っていた元カノかもしれません。
エミが気を遣って「もう出ようか?」と言ってくれたのですが、まだ1品しか食べていないし、最後まで食べてから帰る、と言いました。
見ちゃいけないと思うんだけど、見ずにいられなくて、その女の子のことを、ずっと見ていました。
元カレが何か言うたびに小さく笑って、運ばれてきたケーキをおいしそうに食べていて(元カレとその子は、ケーキとコーヒーだけ)、何だかすごく幸せそうに見えました。
私と一緒に来ていたお店に、違う女の子を連れてくるんだなぁ。
そう思ったら、涙が出てきてしまって、ふだんは塩気が強いと思っているピザも、全然味がしませんでした。
この3ヶ月、どうしても元カレとやり直したくて、山ほど復縁本を買い込んで、暇さえあれば、ぐっどうぃる博士のサイトをチェックして……
私はずっとずっと、元カレのことだけを考えていました。
でも、元カレはとっくに前を向いていたんですよね。
元カレからのメールや電話に何か意味があるんじゃないかと考えていたのも、きっと全部、私のひとり相撲。
元カレの幼なじみの彼女が、元カレに新しい彼女はいないと言っていたけど、それはきっと「今は」いないだけのことで、明日には付き合うのかもしれないし、安心できるようなことじゃなかったんだと思います。
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ああ。バカだなぁ、私。ほんとバカだ。
……そんなことをグルグルと考えていたら、元カレとその女の子は席を立って、お店を出ていきました。
2人が歩いているときに距離感はあったような気がしたけれど、それは私がそう思いたいだけだったのかもしれないし、全然知らない人からしたら、きっとカップルに見えたと思います。
今、元カレを追いかけて声をかけたら、元カレはどんな顔をするだろう、と一瞬思ったけれど、でもすごくみじめになるような気がして、できませんでした。
お店に来るまでは、デザートにチーズケーキを食べよう!とエミと言っていたのですが、さすがにケーキまでは食べる気になれず、しばらくして私とエミもお店を出ました。
表参道の駅に向かう途中、落ち込んでいる私を見て、エミは「そんなに気になるなら、ゆうくんにメールするなり電話するなりして、聞いてみたら?」と。
でも、それで元カレに「付き合うことになった」と言われたら、もう二度と立ち直れない気がするし……。
元カレの気持ちを確かめるのが怖くて、今はどうすればいいのかわかりません。
去年の今頃は、毎週のように元カレに会っていて、出会ってから2年以上たつのに、今でもこんなに好きだなんてすごいよね、と笑って話していました。
口には出さなかったけれど、いつか結婚できたらいいなぁとも思っていました。
それなのに、どうしてこんな風になってしまったんだろう。
何かもっと、できることはなかったのかなぁ……。
家に帰ってきて、何もする気が起きなくて、しばらくボーっとしていたら、テーブルに置いてあった恋愛アナリスト坂田陽子さんの本『元カレと絶対復縁宣言! ! /坂田陽子』が目にとまりました。
パラパラめくっていたら、こんな一文が。
諦めるのは、全ての手段を尽くしてからでも遅くはありません。
ただ、ツラい気持ちはよくわかります。
もともとそう簡単にいくわけのないことですし、崖っぷち度のレベルが高ければ高いほど、復縁するのは難しくなります。
なかなか結果の出ない作業に、疲れることもあるでしょう。
そういう時は、彼との楽しかった日々を少しだけ思い出してみるのです。
彼との他愛ない会話、めちゃくちゃ笑った彼の言葉、2人だけで過ごした時間、一緒に出かけた場所、優しいスキンシップ……。
ほんの少しだけ、思い出してみてください。
そして、もう一度同じ時間を過ごしたいのか、また彼と一緒にいたいのかということを考えるのです。
「いや、私には違う人生がある」と思うのであれば、それでいいと思います。
復縁を諦めて、新しい恋を探しに行きましょう。
でも、「やっぱり彼と、一緒にいたい」と思うのであれば、全ての手をやり尽くして、「もうできることはない」と感じるまで、諦めずに頑張ってください。
諦めたら、復縁へのドアはそこで閉まります。
引用:『元カレと絶対復縁宣言! ! /坂田陽子』
私だって、あきらめたくない。
でも、元カレがもう新しい彼女のほうを見ているんだとしたら、私にできることなんて何もないような気がしてしまう。
ぐっどうぃる博士の復縁テクニック通り、1年間、沈黙するしかないのかな……。
ちょっとまだ今日は答えが出ないので、もう少し気持ちが落ち着いたら、今後のことをブログに書こうと思います。
別れてからずっと、元カレに会いたいと思っていたのに、こんな形で会うことになるとは思いもしませんでした。
今日は暗くてすみません……。
愛をこめて♡
ももか
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